「仕事は保健師してます」と聞いてもピンとこない方が多いと思います。
妊娠出産を軽々したことがある方は、お会いしたことがあるかもしれません。
- 保健センターで母子手帳を発行した人…
- 赤ちゃんが生まれたら、家まで赤ちゃんの体重を図りに来た人…
- 乳児健診、1歳6か月健診、3歳児健診で喋ったエプロン着たおばちゃん…
保健師は意外と身近なところに存在しています。
名前 | なべこ |
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仕事 | 保健センターの保健師(子育て支援を担当) |
趣味 | 子育てで忙しく趣味はなし |
年齢 | 30代 |
住んでいるところ | 山陰 |
保健センターで保健師をしていて
- 妊産婦さんの心理相談
- 赤ちゃん訪問
- 乳幼児健診
- 発達障害の子の支援
などなど、子を持つパパやママの支援を行っています。
ブログやXで発達障害の情報発信をしています
保健センターで保健師をしている傍ら、その知識や経験を活かしてブログやSNSで情報発信をしています。
- 子どもの発達障害について
- 子どもの特性(こだわり、多動など)が強くて、子育てが大変なパパやママへの役立ち情報
- 子どもの特性にあった関わりをしたいパパママへの日常生活でできる工夫
- 子どもの得意を伸ばしながら苦手や凸凹を減らす方法
を発信しています。
【後悔】子育て経験0…自己満な保健師の過去
現在は3人の子持ち(小1.5歳.3歳)で、保健師のメインの仕事であるパパママのお悩みに、自分の過去の苦労した経験、心理カウンセラーのスキルも活かして相談業を営んでいます。
しかし、大学を卒業してすぐの新米保健師だった頃、子どもの定型発達(※1)が何かもわからず…教科書に書いてあることでさえもチンプンカンプン。
保健師の最も大事なスキルである「パパママの気持ちに共感する力」を持たずして、保健師をしていました。
子育ての情報は調べれば、ネットや育児書にたくさん書いてあるけど、わざわざ保健師に相談しようと思うパパやママは、
- 自分の悩みを理解し、共感してもらいたい
- 自分のしている育児があっているか確認したい
- 分からないことを調べても答えが出てこない
こんなことがあるから、わざわざ保健師に相談してくれるわけです。
そんなこともわからずに自己満足の保健指導をしていた私でした。
※1…定型発達:普通の人のこと。自閉スペクトラム症・注意欠如・多動症(注意欠陥多動症)・限局性学習症(学習障害)などの「発達障害」を伴わない人。
保健指導
過去には共感力もない、知識、経験も不足していた私ですが、結婚出産を機に保健師を退職。その後は病棟の看護師に転職をしました。
循環器内科や小児科などいろいろな病棟で勤務させていただき、経験を積ませてもらいました。
長男が小学校に入学したのをきっかけに看護師は退職。
そんなときに保健師の大先輩から「保健センターで子育て支援ができる保健師を探しているの!」と偶然お声をかけていただき、現在に至ります。
今は保健師をしながら、3児の子どもを育てる母です。
初めての子育てでは困難の連続でした。
- 私が母乳育児にこだわっていたことが原因で、長男(生後0か月)の体重が減ってしまい、自分をすごく責めたこと
- 授乳の体勢が悪く、腰痛が悪化しぎっくり腰になってしまい、家事と育児ができず困ったこと
- 他のママができていることが自分にはできていないと感じて、悲しかったこと
- 児の股関節が固くて不安で何度も小児科に行ったこと
- 言葉がなかなか出なくて不安だったこと
などなど、常に何かに悩んでいて、不安な気持ちで子育てをしていました。今でも自分の子育てが合っているのか不安です。
子育ては正解がないし、パパママがいくら頑張っても思い通りにいかないことがあるし、苦難が付きまといます。
現在私は、保健師の仕事の中でも発達障害グレーゾーンの子への支援(遊びの教室)をしたり、発達障害の早期発見や必要な機関への紹介、発達障害の子を持つパパママへの支援を主に行っています。
子どもの特性の中でも、こだわりがあって希望が通らないとかんしゃくを起こしたり、じっとしていられない、友達とのトラブルが尽きないなど、いろんな特性を持った子がいます。
そんな特性の強い子を育てているパパやママの中には、「自分の育て方が悪かったのかな?」と自分を責めてしまう優しい方がいます。
そうではなくて、子どもの個性だから受け入れて、パパやママ、本人が生きていきやすいように一緒に考えることが保健師の仕事だと思っています。
私の知識や経験が、子育てを頑張っているパパやママの力に少しでもなれれば嬉しいなと思っています。
本ブログの内容↓
- 子どもの発達障害について
- 子どもの特性(こだわり、多動など)が強くて、子育てが大変なパパやママへの役立ち情報
- 子どもの特性にあった関わりをしたいパパママへの日常生活でできる工夫
- 子どもの得意を伸ばしながら苦手や凸凹を減らす方法